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まちぶら!道北散歩

旭川や近郊エリアを気ままに訪ね、 地域の魅力を再発見していく『まちぶら!道北散歩』。 歴史や文化、人など、地域に根付いた宝物を紹介します!


第8回 中小企業大学校旭川校


実践的な研修で中小企業の成長をサポート

 

みなさん、こんにちは。新年最初の「まちぶら」は、旭川市緑が丘にある中小企業大学校旭川校にやってきました。こちらでは、1986年の設立以来、北海道内の中小企業の「人づくり」に取り組んでいます。同校の役割や、研修環境などについてお話を伺いたいと思います。


北海道らしい広大な敷地にレンガ造りの校舎が印象的

 

中小企業大学校旭川校は、経済産業省所管の独立行政法人・中小企業基盤整備機構が運営する道内唯一の研修機関です。毎年、道内各地の中小企業から約1000人の受講生が集まり、学んでいます。

校長の澤田公徳さん(左)と聞き手小林

そもそも中小企業とは、どんな企業を指すのでしょう。校長の澤田公徳(さわだ・きみのり)さんにお話をお聞きします。「資本金・従業員数のいずれかが、中小企業基本法で定義された範囲内であれば中小企業です。例えば、製造業なら資本金3億円以下・従業員300人以下です。2016年のデータによると、中小企業数は国内では企業全体の99.7%、北海道では道内企業全体の99.8%(14万1386社)を占めています」と教えてくれました。大多数の中小企業の「仕事」が、日本経済の動きに大きく関わっていると言えますね。

旭川校では、主に中小企業の経営者や幹部、管理者の方を対象に講師を招いて様々な研修を行っています。どのような内容なのでしょうか。「企業経営や組織マネジメント、財務管理など分野別に約40コースを用意しています。旭川校の特徴としては、3日間コースをベースとした自社課題解決型の研修です。演習やディスカッションを通して、課題の解決策を探る実践的な内容で好評を得ています」と澤田さん。受講生からは「新たな発見があった」、「たくさんの気付きを得た」などの声が寄せられているそうです。

受講料は3日間コースで31000円ですが、助成制度を設けている自治体もあります。また、同校では商工会議所など、中小企業の支援機関を対象とした研修も実施しています。

研修課課長の堀田充徳さん

次に、研修課課長の堀田充徳(ほった・みつのり)さんに案内していただき、研修施設へ。「敷地面積は、札幌ドームグラウンドの約1.3倍です」と堀田さん。施設内には、研修室のほか、遠方から参加する人のための50室の宿泊室を備えた『北心寮』、約1万冊の蔵書をそろえる図書館などが完備されています。堀田さんは「談話室では、異業種の受講生が交流し、人脈づくりにつながっています」と話します。

各地から集まる研修生同士の情報交換は貴重

ビジネス書を中心に豊富な蔵書

体育館は一般開放もされている【要申込】。宿泊室は全個室対応。研修室では講義のほかディスカッションなども行われる

体育館やトレーニングルームもあり、リフレッシュすることも可能。恵まれた環境の中で、充実した時間が過ごせそうです。ちなみに、この研修施設は車いすラグビーの日本代表チームの強化合宿でも利用されています。

今回の訪問で、人づくりや人脈づくりに役立つ旭川校を上手に活用することが、北海道の発展につながるのだと実感しました。では、またお会いしましょう。

 

 


地元で研修を受けられるシステムも充実

旭川校では、来校できない方のために出張セミナーやサテライトゼミなど、地域に出向いての研修も実施しています。また、2019年度より、職場にいながら受講できる「ウェビーキャンパス研修」を拡充。オンライン上で、講師とコミュニケーションを取りながら学ぶことができる、定員5人制の研修です。詳しくは「ウェビーキャンパス」で検索を。

 


取材協力

中小企業大学校旭川校

住所/旭川市緑が丘東3条2丁目2-1

電話/0166-65-1200

http://www.smrj.go.jp/institute/asahikawa/index.html


 

「まちぶら!道北散歩」が旭川ケーブルテレビ・ポテトの地デジ11chで1月25日(金)午後9時15分から放送されます。再放送は1月26日〜2月1日です。日によって放送時間・回数が異なりますので、詳しくは番組表をご覧ください。

http://www.potato.ne.jp

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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