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【特集】


そうだったのか!日本の伝統行事シリーズ 今さら人に聞けない 七五三


「お月見ではなぜ団子を供えるの?」
「お彼岸のぼた餅とおはぎに違いはあるの?」などなど、
日本の習慣や伝統行事の中には、数々のギモンが潜んでいます。
知っているようで実は知らないナゾに切り込み、
日本の伝統行事をひも解いていくこの企画。
知るほどに、あなたの日常がもっと豊かになるかもしれませんよ。

 

 

●そもそも、「七五三」ってなあに?

 

ギモンに答えてくれた方

上川神社宮司
柴田直儀(なおよし)さん

 

上川神社
住所/旭川市神楽岡公園2-1
電話/0166-65-3151

 

由来は?
人間が生まれてから亡くなるまでの間、様々な節目で神様にお参りするならわしが公家や武家の間で受け継がれてきました。そのうち3歳で行われる「髪置き」、5歳で行われる「袴着(はかまぎ)」、7歳で行われる「帯解き」という3つの異なる儀式を総称したものが七五三です。
「髪置き」は、それまで頭髪を剃っていた子どもが、男女共に2~3歳の節目で髪を伸ばし始めることを祝うもの。「袴着」は、男子が初めて袴を身に着ける通過儀礼で、かつては対象年齢がバラバラだったものが、後に5歳に定着したとされています。「帯解き」は7歳を迎える女子が着物の付け紐をとり、はじめて帯を結ぶ儀式です。

 

いつお参りにいけばいいの?

「七五三」の時期は一般的に11月15日とされていますが、北海道ではその時期はさすがに寒く小さな子どもには影響があるので、ひと月前倒しした10月15日前後の土日祝に神様にお参りするのが主流です。また、混雑を避けるため他の土日を中心に日程もばらけてきていて、上川神社では10月1日から11月15日までの間をお参り期間としています(祈祷料は、おひとり3,000円から)。

 

数え年?それとも満年齢?

数えでも満年齢でも、どちらでも自由です。昔は数え年でしたが、3歳の場合は満年齢で行う方が多いようですね。
大事なのは親御さんだけでなく、その両家のおじいさんおばあさんも含めて出来る限り多くの親族でお祝いすることだと思います。みんなから気にかけてもらい、守られていることを子ども自身に理解してもらうこと。その喜びの思い出が、こうした伝統文化を次の世代に伝えていく力になるのではないでしょうか。

 


●七五三では、どうして写真を撮るの?

 

ギモンに答えてくれた方

三景スタジオ 旭川本店店長
三浦麻美(まみ)さん

 

三景スタジオ旭川本店
住所/旭川市二条通12丁目右3
電話/0166-25-0864
営業時間/10:00~18:30
定休日/毎週水曜日

 

スタジオ撮影が主流になったのはいつから?

かつては神社で撮影していた七五三の写真が、スタジオ撮影へと主流が移行したのですが、それがいつ頃からなのかは、はっきりわかっていません。ただ、七五三の時期は寒くなりますから、外で長時間撮影待ちするのも大変ですし、衣装が選べるなど写真館の企業努力もあったと思います。いずれにしても、子どもの人生の大きな節目を形にして残しておきたい、という親御さんの思いはいつの時代も変わらないのでしょうね。

 

撮影までの流れはどうなってるの?

まずは電話やホームページでご予約やお問い合わせをいただき、ご相談にお応えします。その後、来店いただいて撮影イメージやご希望をお聞きして衣装を選びます。当日はスタッフが着付け、ヘアセット、メイクまで可愛くスタイリングしますので安心しておまかせください。準備から撮影、写真選びまでは2時間ちょっとが目安です。

 

料金はどのくらいかかるの?

衣装や写真の枚数によって変わります。当店でおすすめしているのは、10ページ20カット入りのアルバムと、お配り用のA4(2面)台紙2冊が付いた「スタンダード」プランです。衣装は洋装・和装の2タイプで、神社にお参りする際のレンタル・着付け、ご家族撮影も含め、49,800円(税込)。撮影した写真80~100カットはすべてデータでお渡ししています。アルバムの外面や台紙デザインもそれぞれ数種から選ぶことができるので、世界に1つだけのアルバムができますよ。

 


 七五三あるある 

 

○写真撮影の時期はバラバラ!?
七五三は季節もの、という感覚が変わってきていて、誕生日に合わせて撮影するご家族が増えているとか。七五三の衣装で撮影しないパターンも多いそうです。

 

○子どもが着物を汚しちゃう
せっかくだからおいしいものでも、と出かけたレストラン。慣れない着物でいつもと勝手が違い、料理をこぼして大事な着物を汚してしまった!なんていう経験がおありのご家庭も多いのでは。タオルを用意して、食事の際には胸元や膝上にかけておくと良いでしょう。 飲み物こぼし対策に、ストローも必須です。

 

○とにかくぐずりがち
動きづらい着物や足袋、草履。撮影や祈祷でじっとしなくちゃいけないプレッシャー。そこに寒さが加われば、子どもでなくてもストレスを感じることでしょう。移動中や待ち時間は履きなれた靴で過ごしたり、防寒対策に使い捨てカイロや大判ストールを用意しておくのも大事です。

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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